日本マンガ学会 九州マンガ交流部会 第42回例会が、5月21日(土)に、
熊本大学 文法学部本館1階 A2教室にて開催されました。
今回は通常の研究発表に加え、熊本地震後に「マンガミュージアム」が果たせる役割は
何かについて討議する時間も設けた、二部構成となりました。
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日本マンガ学会 九州マンガ交流部会 第42回例会 第1部(14:30~16:20)
発 表 アメリカ人から見た50年代~80年代の日本ホラー漫画
~アメリカン ホラー コミックスとの比較~
/ 井島ワッシュバーン パトリック氏
(イラストレーター/アニメーター/漫画家、翻訳通訳家)
井島ワッシュバーン パトリック氏の発表は、プロジェクターを用いた豊富な画像資料と、その一つ一つについての詳細なコメントから、
氏のこれまでの地道な調査研究と考察が伺える、とても貴重で有益な内容でした。
常に笑顔を絶やさない、氏のやわらかで明るい語り口とも相まって、
・アメリカンホラーコミックスと日本のホラー漫画の年代別の変遷とリンク
・それぞれの背景にある規制等の諸事情
・諸事情がそれぞれの作品と業界にもたらしたもの
・諸事情の調査における日米の資料探索時の労力の違い
・日本のホラー漫画に特徴的に見られると考えられるもの
等が、初めて聴く者にも分かりやすく、親しみをもって感じられました。
またテンポよく切り替わる画像と、語られる話の展開から、氏のアメリカンホラーコミックス及び日本のホラー漫画への思いを、まるで
良質な知的エンターテイメントを鑑賞するように享受することができました。
(報告者の感想で恐縮ですが)発表の後半、日本で、貸本漫画が主流だった時代の作品中に見つけることができる、アメリカンホラーコミックスや
海外ホラー映画のポスターに拠るだろう構図や画面の紹介は、とても興味深くかなり衝撃的なものでした。
の順で大画面で紹介されると、会場に「おお~っ」と呻くようなどよめきが広がっていったことを、どよめいた聴衆の一人として付記しておきます。
また、予定時間を大幅に押すほど、発表後の質疑応答は活発なものとなりました。
・発表内容の詳細に関する質問と回答
・アメリカンホラーコミックスの制作事情に関する質問と回答
・次世代の作品の特徴に、規制や業界がどう関わったかに関する質問と回答
等、『それぞれが氏の発表によって、アメリカンホラーコミックス並びに日本のホラー漫画への新しい視点を獲得したからこその成果』と考えるところです。
(※ 画像は、井島ワッシュバーン パトリック氏)
第2部(16:30~17:30)
緊急討議 熊本地震後の熊本マンガミュージアムプロジェクトの方向性について
/ 特定非営利活動法人 熊本マンガミュージアムプロジェクト
橋本代表による、熊本地震でのクママンの被災状況の報告から始まり、それを受けて震災で顕著になった今後の活動に関するテーマの一つ、
『コレクションの維持が困難になった全国のコレクターのコレクション保護のために
クママンは今後どのような受け皿となっていけるか。その活路をどう拓いていくか』
について、(これも大幅に予定の時間を押して)それぞれの幅広い見解を元に、意見や提案が数多く発言されました。
残念ながら会場の時間制限から、議論は以降の直近の機会での継続となりました。
それぞれの視点が確かにあるからこその活発な議論は、クママンの今後の活動に今まで以上の奥行きを与える証となると考えます。
その意味で貴重な機会に相応しい、議題からぶれなかった第2部であったと考えます。
熊本大学 文法学部本館1階 A2教室にて開催されました。
今回は通常の研究発表に加え、熊本地震後に「マンガミュージアム」が果たせる役割は
何かについて討議する時間も設けた、二部構成となりました。
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日本マンガ学会 九州マンガ交流部会 第42回例会 第1部(14:30~16:20)
発 表 アメリカ人から見た50年代~80年代の日本ホラー漫画
~アメリカン ホラー コミックスとの比較~
/ 井島ワッシュバーン パトリック氏
(イラストレーター/アニメーター/漫画家、翻訳通訳家)
井島ワッシュバーン パトリック氏の発表は、プロジェクターを用いた豊富な画像資料と、その一つ一つについての詳細なコメントから、
氏のこれまでの地道な調査研究と考察が伺える、とても貴重で有益な内容でした。
常に笑顔を絶やさない、氏のやわらかで明るい語り口とも相まって、
・アメリカンホラーコミックスと日本のホラー漫画の年代別の変遷とリンク
・それぞれの背景にある規制等の諸事情
・諸事情がそれぞれの作品と業界にもたらしたもの
・諸事情の調査における日米の資料探索時の労力の違い
・日本のホラー漫画に特徴的に見られると考えられるもの
等が、初めて聴く者にも分かりやすく、親しみをもって感じられました。
またテンポよく切り替わる画像と、語られる話の展開から、氏のアメリカンホラーコミックス及び日本のホラー漫画への思いを、まるで
良質な知的エンターテイメントを鑑賞するように享受することができました。
(報告者の感想で恐縮ですが)発表の後半、日本で、貸本漫画が主流だった時代の作品中に見つけることができる、アメリカンホラーコミックスや
海外ホラー映画のポスターに拠るだろう構図や画面の紹介は、とても興味深くかなり衝撃的なものでした。
貸本漫画のコマ → その元と思われるアメリカンホラーコミックスのコマや海外ホラー映画のポスター
の順で大画面で紹介されると、会場に「おお~っ」と呻くようなどよめきが広がっていったことを、どよめいた聴衆の一人として付記しておきます。
また、予定時間を大幅に押すほど、発表後の質疑応答は活発なものとなりました。
・発表内容の詳細に関する質問と回答
・アメリカンホラーコミックスの制作事情に関する質問と回答
・次世代の作品の特徴に、規制や業界がどう関わったかに関する質問と回答
等、『それぞれが氏の発表によって、アメリカンホラーコミックス並びに日本のホラー漫画への新しい視点を獲得したからこその成果』と考えるところです。
(※ 画像は、井島ワッシュバーン パトリック氏)
第2部(16:30~17:30)
緊急討議 熊本地震後の熊本マンガミュージアムプロジェクトの方向性について
/ 特定非営利活動法人 熊本マンガミュージアムプロジェクト
橋本代表による、熊本地震でのクママンの被災状況の報告から始まり、それを受けて震災で顕著になった今後の活動に関するテーマの一つ、
『コレクションの維持が困難になった全国のコレクターのコレクション保護のために
クママンは今後どのような受け皿となっていけるか。その活路をどう拓いていくか』
について、(これも大幅に予定の時間を押して)それぞれの幅広い見解を元に、意見や提案が数多く発言されました。
残念ながら会場の時間制限から、議論は以降の直近の機会での継続となりました。
それぞれの視点が確かにあるからこその活発な議論は、クママンの今後の活動に今まで以上の奥行きを与える証となると考えます。
その意味で貴重な機会に相応しい、議題からぶれなかった第2部であったと考えます。
